写真が「光の痕跡の粒子」から「データ画像」になった今、写真に写っているのは何なのでしょう?写真はホントとウソの間を行ったり来たりします。写真はもう一つの「リアル」なのでしょうか?スタートの時のブログ名は「デジカメ・アナログ的楽しみ方入門」でしたが、タイトルを10回以上変えています。
写真をめぐって、その舞台裏を語ることには、
ほとんど意味がない。
投稿日:2019.09.02 カテゴリ:難波
フィルム写真のころは写真家は光の世界ではなく闇の世界の住人だったと思うのですがデジタル技術は写真家を闇の世界から追放してしまったようです。暗室から明室へ。「暗い箱」から「明るい箱」へ。明るい世界は安心できるのですが明るすぎても何か大切なものを見えなくさせている気もします。まぶし過ぎるのです。露出オーバーになるとポイントになるものまで白トビさせてしまいますがデジタル技術の進歩も写真の世界のどこかを白...
投稿日:2019.08.31 カテゴリ:難波
写真家はもう「自然さ」にこだわらなくてもいいのではないでしょうか。「自然さ」というのは自然らしい、自然ぽいという意味だと思いますが自然そうに見せるというのは、少し無理がある気がします。ホンモノそっくりというのは、結局のところニセモノだと思います。写真は被写体をそのままに写すことは出来なくて別の何かに変えてしまうものだと思います。...
投稿日:2019.08.29 カテゴリ:難波
「明るい未来」・・・「暗い未来」は嫌ですが「ただの未来」「ふつうの未来」でもいいような気がします。特別に何も起こらない・・・平凡な毎日。明るくもなく、暗くもない・・・ライトアップで大笑いするのではなく、その場にある光でただ微笑んでいるだけ・・・ライトアップ、光芒、反射、太陽などなど・・・写真家は光るものが好きですよね。写真家に限らないのかもしれませんがあまり、光るものだけに熱中しすぎて「飛んで火に...