「人は見た目が100%」なら写真は見た目が何%?
2018-07-23|写真のこと、考えたこと



「人は見た目が100%」だったと思うのですが
そんなタイトルのテレビドラマがありました。
初対面の時の第一印象は大切ですから
そういう意味では「人は見た目が100%」なのかもしれませんね。
テレビドラマのテーマは「人は見た目を変えれば変われる」
みたいなことだったのかもしれませんが、それはそれとして
「写真は見た目が何パーセント」なのでしょうか?
でも
写真は見た目しか写せないので
その質問自体、ナンセンスな気もします。
かと言って
その写真を見て、それで何かが、100%ナンボのモノかが分かるのなら
見た目ですべてが分かるのなら、これほど楽なことはないです。
だけど、そうはいかないのが写真の面白ところだと思います。
古今東西、あらゆるケースに共通する判断の基準がないからです。
身近な例でいうと
Aカメラ誌で落選だった作品が
Bカメラ誌で入選したりすることってあるんですよね。
写真を評価する基準ってどこにあるのだろうと思います。
写真評論家とかプロ写真家とか、いろんな方がおられますが
ひとつの作品、つまり写真集や写真展などに対する評価も
まちまちだったりすることもあります。
結局、写真は見た目しか写せないし、見た目で判断するしかないのですが
その判断はいつだって怪しく、揺らぎ続けるしかないのだと思います。

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