「写真は光と影」ということだけど、その意味するところはどうなんだろう? - スナップ・風景・まち・・・そして写真。

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ソール・ライターの言葉

有名人よりも、雨の水滴を撮るほうが面白いんだよ。                                                                                                                                                                  

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「写真は光と影」ということだけど、その意味するところはどうなんだろう?



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森山大道の写真集に「光と影」があります。
モノクロでコントラストの強い作品が中心になっています。

「写真は光と影だ」と、今もよく言われていますが
そのことについて少し考えてみました。

「影」というのはものに「光」が当たって反対側に出来るものですよね?
「光」というのは写真の場合、中心になるのは太陽であり、
その他は太陽の代わりと言ってもいいと思います。

「影」は「光」がないと出来ないですから「影」は「光」とセットなんですね。
そう考えると「光」と「影」を並列で語るのは違うようにも思えます。

私も「写真は光とカゲ」だと思いますが、「カゲ」の字は「影」ではなく「陰」で
「光」=目に見えているもの、「陰」=目に見えないものだと思うのです。

もちろん、写真には目に見えないものは写りませんが
その不可能なことは当たり前のこととして受け入れた上で
写真に出来ることを見つけようとするのが写真家であり
優れた写真家はそれが出来ているのだと思います。

森山さんの写真集「光と影」がモノクロであることは
とても大切なポイントではないでしょうか?

あの写真集のタイトルは写真は「光」=白、「影」=黒であって、
その中間にある、いくつものグレーの段階で捉えられたものを意味し
もし、あれがカラーの写真集であったら
森山さんは「光と影」というタイトルは付けなかったと思います。

繰り返しになりますが、カラー写真について言えば
「光」と「影」ではなく、「光」と「闇=陰」のほうがいいような気がします。


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